当代 杉田眞龍

Maryu Sugita

ごあいさつ

Message

2020年、父・杉田祥平から5代目の当主を受け継ぎ、
京都・茶わん坂にて作陶の日々を送っております。
代々の当主が大切に受け継ぎ、そして革新してきた清閑寺窯を、
次の世代に繋いでいけるよう
伝統を守りつつ、今の時代にも通ずる新鮮な表現を加えたものを作れたら。
そのような想いで、今日も筆をとります。

同じ作業をしたとしても、新しい視点をもって、歩みを進めていきたい。
自分の表現、というよりも、湧き上がってくるものをそっと掬い上げ
自然の美しさを映しとるような、そんな色絵を描ければ。

そして、使ってくださる方の気持ちが、少しでもほころぶような、
そんな作り手のうれしさが伝わるような作品を目指しています。

陶歴

Profile
  • 1973年
    四代 祥平の長女として生まれる
  • 1997年
    京都芸術短期大学日本画専攻科卒業
  • 1998年
    京都府立陶工高等技術専門校図案科修了
  • 1999年
    京都市工業試験場みやこ技塾京都市伝統産業技術者研修陶磁器コース修了
  • 1999年
    祖父・三代 祥平、父・四代 祥平に師事
  • 2014年
    京焼・清水焼伝統工芸士に認定 
  • 2018年
    日仏外交関係樹立160周年記念行事である
    「ジャポニスム2018」としてエッフェル塔にて日本の陶芸と茶の湯展開催
    ブルトゥイユ城美術館(フランス)作品収蔵
  • 2020年
    〜ふたつの伝統と試み〜
    備前 木村英昭・京焼 杉田眞龍 二人展
    横浜髙島屋美術画廊にて開催
    清閑寺窯 五代を襲名
  • 2023年
    襲名記念 〜ふたつの伝統と試み〜
    備前 木村桃山・京焼 杉田眞龍 二人展
    横浜髙島屋美術画廊にて開催
  • 2023年
    襲名記念 清閑寺窯 五代 杉田眞龍展 -瑞々しき色絵-
    京都髙島屋美術画廊にて開催